新潟県阿賀町から、地域に眠る資産を次の価値へ

【10月25日開催】第4回とんぼのごはん会|阿賀町で、手ぶらでも囲める地域の食卓

「今月も、みんなでご飯を食べようか」

そんな気持ちで集まれる場所を、新潟県阿賀町につくりたい。津川の「とんぼのはじまり」で開いている「とんぼのごはん会」は、その思いから始めた取り組みです。

第4回は、2026年10月25日(日)に開催します。料理や食材を持ち寄っても、手ぶらで来ても大丈夫。子どもからお年寄りまで、町内・町外を問わず歓迎します。

今回は、9月27日に開いた第3回の様子と、この食卓を続けていきたい理由をお伝えします。

第3回は15人で、食卓いっぱいの料理を囲みました

9月27日の第3回には、15名の皆さんが参加してくださいました。

一つの長い食卓に並んだのは、おいなりさん、山菜料理、野菜料理、豆腐料理、お寿司など。皆さんの持ち寄りで、今回も食卓いっぱいに料理が並びました。

誰かが料理を作ってくれる。誰かが畑で採れたものを持ってきてくれる。飲み物を持ってくる人もいれば、手ぶらで来て一緒に食べる人もいる。

私は、この**「できる人が、できることを少しずつ持ち寄る」**形を、大切にしています。

料理を用意することが、参加の条件ではありません。一緒に席について、ご飯を食べ、話をする。それだけでも、この時間をつくる一人になってもらえると思っています。

高齢者の孤食をきっかけに、世代を越えた居場所へ

ごはん会を始めた理由の一つには、一人暮らしの高齢者の孤食や孤立を、少しでも減らしたいという思いがありました。

一人分の食事を用意して、一人で食べる。その日常の中に、ときどき誰かと食卓を囲む時間があったらどうだろう。そんなことを考えていました。

そして3回続けてみて感じているのは、この場所を必要とするのは、高齢者だけではないということです。

若い人も、地域のお父さんやお母さんも、おじいちゃんやおばあちゃんも、町外から来る人もいる。

年齢や立場が違っていても、同じテーブルで、同じ料理を食べる。そこから自然に会話が始まります。

地域の中に、気負わず顔を合わせられる時間がある。

そのこと自体に価値があるのではないかと、私は感じています。

誰かのできることが、誰かの役に立つ

料理を作るのが得意な人は、料理を。野菜を育てている人は、野菜を。話すのが好きな人は、その場の会話を。

それぞれの得意なことや、今できることが、自然に誰かの役に立っていく。ごはん会では、そんな関わり方を育てたいと思っています。

毎回何かを持ってこなければならない、役に立たなければ参加できない。そんな負担は感じてほしくありません。

余裕があるときに、できることを持ち寄る。今日は何も用意できなくても、顔を出して一緒に食べる。

無理のない関わり方があるからこそ、「また来よう」と思える場所になるのだと思います。

空き家を、人が集まる地域の資産に

会場の「とんぼのはじまり」は、もともと地域にあった建物を活用した場所です。

私は建物のオーナーとして、地域おこし協力隊OBが立ち上げた「ヨリミチ」とともに、この場所の活用に関わっています。

空き家を活用するとき、私は、建物を使い始めた先に何が生まれるかを大切にしています。

住まいになれば、その人の暮らしが始まる。宿になれば、地域を訪れるきっかけになる。そして、食卓を囲める場所になれば、人が顔を合わせる理由が生まれる。

地域にあった建物に、食べ物が集まり、人が集まり、会話が生まれる。

ごはん会は、空き家を地域の居場所として生かす、一つの実践でもあります。

建物だけでなく、料理の知恵、畑の恵み、人の経験も地域の資産です。それらが出会う場所をつくることで、暮らしを支えるつながりに変えていきたいと考えています。

3回で延べ57人。無理なく続く食卓を目指して

これまでの参加人数は、第1回が15人、第2回が27人、第3回が15人。3回で延べ57人の方が、同じ食卓を囲んでくださいました。

私が大切にしたいのは、人数を増やすことだけではありません。

毎月一回、「今月もみんなで食べようか」と声をかけられること。親戚の家に遊びに来るような感覚で立ち寄れて、また顔を合わせられることです。

続けていくには、準備や片付け、場所の維持も欠かせません。特定の人に負担が集中しないよう、役割や費用の支え方も考えながら、無理なく続く運営を育てていきます。

小さな食卓から生まれる関係が、日常の声かけや、困ったときに相談できるつながりへ広がっていけば嬉しいです。

第4回は10月25日。手ぶらでも、気軽にどうぞ

次回も、皆さんと一緒に食卓を囲みます。

項目内容
開催日2026年10月25日(日)
会場とんぼのはじまり(新潟県阿賀町・津川)
参加対象子どもからお年寄りまで。町内・町外を問わず歓迎
持ち寄り料理、野菜や食材、飲み物など。手ぶらでも大丈夫です

料理を持ってきてもいい。畑で採れたものを持ってきてもいい。何も用意せず、「一緒に食べたい」と来てもらっても大丈夫です。

初めての方も、親戚の家に遊びに来るくらいの気持ちで、気軽にお越しください。

今回も料理や食材を持ってきてくださった皆さん、ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。

みんなで食べるご飯は、やっぱりおいしい。

10月25日も、一緒に食卓を囲めることを楽しみにしています。

ご相談・お問い合わせ

ごはん会への参加についてのお問い合わせは、下記より「とんぼのごはん会について」とお知らせください。

空き家・古民家・相続した実家の活用や、地域に人が集まる場所づくりについてのご相談も受け付けています。

合同会社High Bridgeは、新潟県新潟市に所在地を置き、阿賀町を主な活動拠点として、所有者の想い、建物の状況、事業として続けられる可能性を整理するお手伝いをしています。

新潟県内を中心に、内容に応じて全国の専門家・事業者とも連携します。オンラインでのご相談も可能です。

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高橋眞也/合同会社High Bridge・阿賀まちづくり株式会社 代表

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